【おしゃれだけでOK?】キャットタワーの色選びで悩んだときに意識するポイント

キャットタワーはお部屋の中で存在感があることから、色選びに悩む飼い主さんもいらっしゃるでしょう。今回のキャットタワー研究所では、はじめてキャットタワー選ぶとき、色は何色が良いのか検討するポイントをお伝えします。

キャットタワーの色選びのポイント

  • 猫に色は見えていない
  • 静電気が猫の毛やハウスダストをくっつける事も意識する
  • 安心して飼い主様の好きな色を選んでOK

猫に色はあまり見えていません

猫には全体的に色が見えていない。特に赤色は見えていないと予想されます。

網膜にある、明るさに反応する視細胞である棹体(かんたい)にくらべて、色合いに反応する錐体(すいたい)の数が非常に少ないからです。早朝の薄暮時にネズミを捕るかつての生活スタイルにはそれが良かったのでしょう。

我々ヒトは哺乳動物の中でも異質な種類で、光に反応する細胞について、波長の長い光(赤色側)に強く反応するL錐体、中くらいの波長(主に緑色)のM錐体、波長の短い青色側のS錐体の3種類を持つことが多いです。

猫だけでなく、多くの哺乳動物はM錐体とL錐体の区別がないので、赤色が見えないというよりは、赤も緑も茶色に見えるというのが近い表現だと思います。興味のある人は、ブラウザで「D型 色覚」などと画像検索して下さい。

ということで、猫にとっては、キャットタワーの色は関係ありません。きっと僕は水色が好きにゃとか、黄色は嫌いにゃといったこともないと思われます。

静電気で汚れることは意識して

当然、キャットタワーの上でゴロンとすると猫の毛は付きますので、白猫ちゃんに黒いキャットタワーや、黒猫ちゃんに白いキャットタワーだと目立ちます。特にキャットタワーの表面にポリエステルの毛布(モフモフ)で覆っているものがありますが、これは性質上、静電気でハウスダストを引き付けやすいです。ハウスダストは灰色に見えることが多いので、灰色と違った色の場合は、こまめにコロコロをかけるなどしてください。
弊社の販売している「ケトリンのたまご」もぜひご検討ください。

家具としてのコーディネートを重視して

キャットタワーは家具ですから、飼い主様にとって見た目は大事ですね。キャットタワーは大きいだけに部屋の雰囲気をすっかり変えてしまいます。
人間のご友人が家に遊びに来た時に、気にならない、お洒落なコーディネートを意識したいですね。

以上、キャットタワーの色について、ポイントをまとめました。結論、キャットタワーの色を選ぶ際は、飼い主様ファーストで、飼い主様が好きな色や、他のインテリアとの相性で選ばれると良いでしょう。

猫にとっても飼い主様にとっても素敵なキャットタワーを選んでください。


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