【意外にかかる?】キャットタワーの処分方法のルール

古いキャットタワーを処分しようというとき、キャットタワーはサイズが大きいので意外に処分が大変ですね。今回のキャットタワー研究所では、キャットタワーを自治体のゴミとして処分する際に、どのゴミ種別で出すか判断する方法についてお伝えします。

キャットタワーのごみ種別を判断する方法

  • 分解したら一般ごみで捨てていい?
  • 基準の大きさとは
  • 粗大ごみの料金算定のルール

調査を進めて驚いたのですが、各市区町村で処分のルールがあまりに異なります。

ですので、最終的には、お住まいの自治体にお問い合わせくださいという事になります。

ここでは、そのルールにどのような違いがあるのか、ご紹介いたします。予め知っておくと、ウチはこのパターンだなとお問い合わせもスムーズになります。なお、キャットタワーの素材は、木材やプラスチック、化学繊維など燃えるものという前提でお伝えしていますのでご了承ください。

①分解したら一般ごみで捨てていい?

キャットタワーは組み立てられている大きさですと粗大ごみですが、小さく分解した場合、一般ごみになることもあります。また、小さくなってもごみの量が減るわけではなく、相応の処分費用はかかるという見方から、容積に関係なく粗大ごみとしての手数料がかかる自治体もあります。

  • 多くの市区町村は分解して小さくなれば一般ごみになるようです。
  • 東京都板橋区など分解しても粗大ごみの取り扱いになるなど、例外もあります。

②そのサイズは?

一般ごみとして捨てられる基準のサイズも様々です。

  • 30cm(東京23区・川崎市・名古屋市)を越えない
  • 50cm(横浜市)を越えない
  • ゴミ袋に入ればOK

③粗大ごみの料金は何で決まる?

一般ごみとして捨てられない場合は、粗大ごみとなります。
粗大ごみは通常、「大きさ」で手数料が変わってきます。その大きさの考え方も自治体により異なります。宅配便のように縦横高さの合計でない所が興味深い所です。

  • 1辺の長さで判定・・川崎市など ※最長の長さです。
  • 2辺の長さで判定・・東京都23区 ※長い2辺の合計です。
  • 3辺の長さで判定・・大阪市、京都市など

キャットタワーの粗大ごみ処分手数料の例 2021年5月現在

地域 品目(キャットタワーとは限りません) 手数料(円)
東京都23区 キャットタワー(2辺計1m以下) 400
東京都23区 キャットタワー(2辺計1mを越えるもの) 800
川崎市 粗大ごみ(1辺30cm以上50cm未満) 200
川崎市 粗大ごみ(同180cm未満) 500
川崎市 粗大ごみ(同180cm以上幅10cm未満) 500
川崎市 粗大ごみ(同180cm以上幅10cm以上) 1000
横浜市 ペット小屋

 

(キャットタワーは分解後50cm以内なら一般ごみ)

500
名古屋市 書棚(高さ120センチ未満かつ幅90センチ未満) 1000
名古屋市 書棚(高さ120センチ以上または幅90センチ以上) 1500
京都市 その他の棚(高さ,幅及び奥行の合計が3m以上3.5m未満のもの) 1600
京都市 その他の棚(高さ,幅及び奥行の合計が3.5m以上4m未満のもの) 2000
大阪市 粗大ごみ(3辺150cm未満) 200
大阪市 粗大ごみ(同200cm未満) 400
大阪市 粗大ごみ(同250cm未満) 700
大阪市 粗大ごみ(同250cm以上) 1000
広島市 その他の棚付き家具(幅及び高さの合計)

 

1.5m以上2m未満

750
広島市 その他の棚付き家具(幅及び高さの合計)

 

2m以上3m未満のもの

1000
広島市 その他の棚付き家具(幅及び高さの合計)

 

3m以上のもの

1250

 

多くの自治体の場合、予約センターに電話やネットで予約をして、コンビニなどで費用のシールを購入し、引き取りの日にそのシールを貼って指定場所に置いておくと回収してくれると流れです。年度末などは1か月待ちといったこともありますので、早めに予約しておきましょう。また、処分センターにご自身で持ち込むと、すぐに処分出来たり、費用が安くなったりする自治体もありますので、運べる自家用車等をお持ちの方は併せて検討して下さい

キャットタワーを永く使いませんか?

ここまで、キャットタワーの処分についてお伝えしました。

処分費用に1000円以上もかかるの!という気持ちも非常に良く分かりますが、実際にはさらに税金が投入され、処分されています。猫の為には非常に大切なキャットタワーですが、生活ごみとしてはかなり大きな部類に属し、地球環境にとってはやっかいな商品とも言えます。一方、紙管を使った簡易なキャットタワーであれば、2~3年での買い替えるケースが多く、修理するなど選択肢がなければ処分されることになります。

猫の一生のうちに4回も5回も買い替え、捨てられているかもしれません。ゴミを減らすためにも、修理できるところは修理して、なおせない所だけ交換するなどして、出来るだけキャットタワーを永く使えると猫にも飼い主様にも良いと考えます。弊社の「moftechにゃんこタワー」は木製で、20年使えるように考えて設計しています。子猫の時は低く、成猫になったら高く、シニアになったら低く広くと1セットで組み換えをして永くお使いいただけます。まさに猫の一生モノのタワーです。

ぜひ次のキャットタワーのご検討の際には、エコという観点も入れてご検討いただければと思います。


あなたにおすすめのキャットタワーがわかる「キャットタワー研究所」